シルクロードで繋がる遠くて近い国ヨルダン-①
美しい自然風景とフレンドリーさが紡ぐ絆
ようこそ!ヨルダンパビリオンへ
時空を超えた旅へとあなたをご招待します。パビリオンに一歩足を踏み入れると、そこには、1万年以上にわたるヨルダンの歴史や文化、そして未来を展望する体験が待っています。
素足でヨルダンの砂を感じ、人々の暮らしの音を聞く。死海から生まれる塩や泥の心地よさを体感したり、スーパーフード・デーツやカルダモン香るヨルダンコーヒーを味わう。
わずかな時間のなかで、ヨルダンの過去から現在、未来へと続く魅力をご紹介します。
EXPO2025 OSAKA
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ヨルダンと日本の赤い糸
歴史や文化遺産の宝庫ヨルダン
ヨルダンと日本の赤い糸
ヨルダン(ヨルダン・ハシミテ王国)は、豊かな歴史をもつ王国です。西アジアの中東に位置し、国土の大部分は砂漠ですが、死海や紅海に面したリゾート地、貴重な建築物もある古代都市など多彩な顔をもっています。
日本からは、離れているように思われますが、実はふたつの国には共通点がとても多いのです。まず一番は、どちらも平和な国であること。「おもてなしの国」といわれるほど、ヨルダンの人々は、誰に対してもフレンドリー。旅人を快く迎え入れ、さまざまなサポートを惜しみません。

歴史や文化遺産の宝庫ヨルダン
ヨルダンは歴史と文化の宝庫でもあります。この点も日本と似ています。古代から多くの文明が栄えた土地で、世界遺産・ペトラ遺跡やローマ時代の遺跡が残るジャラシュなど、見どころも豊富です。
なかでも、伝統的な工芸品は、シルクロードを通って日本にももたらされました。象嵌や螺鈿、パール、アラベスク文様の織物、陶器など。祇園祭の山鉾に用いられるタペストリーにも、ヨルダンの伝統を見ることができます。
シルクロードの起点と終点という運命の結びつきが、二つの国を赤い糸で結び、近しいものにしたのでしょう。
